
2025年10月19日(日)、エマジャパンホールディングス株式会社(所在地:東京都文京区、代表取締役:髙橋 潤)は、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するモンテディオ山形と協働し、山形県・NDソフトスタジアムにてSDGsイベント「ぬり絵体験でフラワーロスを知ろう!」を開催いたします。
本イベントでは、「社会を学びのフィールドに」をテーマに掲げ、地域社会のSDGs学習にも注力している地元・惺山高等学校の生徒23名の協力のもと、参加者の皆さまには、県内の結婚式場や葬儀場などで廃棄される花を材料にした絵の具を使用し、モンテディオ山形のマスコットとユニフォームを題材にしたぬり絵体験を実施いただきます。完成した作品はその場でラミネート加工を施し、世界にひとつだけの記念品としてお持ち帰りいただけます。さらに、会場には「山形一丸」のスローガンを掲げた大型画用紙を設置し、来場者の皆さまに寄せ書きをいただきます。完成したボードは当日のメインビジュアルとして掲出。地域とサポーターの想いを結集させる象徴的なフォトスポットとなります。
当日は事前申し込み不要で、開催時間内(10:30~14:00)であれば、どなたでも自由にご参加いただけます。なお、本イベントは今年5月にエマジャパンホールディングス株式会社とモンテディオ山形で締結されたSDGsパートナー契約の一環として、地域社会の持続的な発展とより良い未来の実現を目指して行われる活動となっております。
昨今、フラワーロス対策が取り組まれているものの、日本国内では、年間に約10億本と、依然として多くの生花が廃棄されている状況に。
農林水産省の作物統計調査によると、令和6年度には国内で約28億本の切り花が出荷されています。しかし、日本フローラルマーケティング協会によれば生産段階ですでに2~3割が廃棄されており、その数は約6億本にも。さらに小売段階でも仕入れた生花の約3割が廃棄されるとされ、最終的には年間約10億本もの生花が廃棄対象になると言われています。
こうした「フラワーロス」は、結婚式や葬儀、イベント装飾など、私たちの暮らしに寄り添う場面で日常的に発生しております。近年はレンタル装花やドライフラワー加工といったフラワーロス削減に向けた取り組みも広がっていますが、依然として多くの生花が廃棄され続けているのが現状です。本イベントでは、本来廃棄されるはずの生花を絵の具として再利用し、来場者によるアート体験を通じて、フラワーロスの問題を「自分ごと」として考えらえる機会を提供いたします。単なる廃棄削減の啓発にとどまらず、参加者一人一人に、「つくる責任、つかう責任」の意識を育むことが、本施策の大きな目的となっております。

出典:農林水産省「作物統計調査 作況調査 令和6年産花きの作付(収穫)面積および出荷量」
出典:日本フローラルマーケティング協会
出典:Spaceship Earth「フラワーロスとは?通販で解決できるか解説!現状の廃棄量とデメリットとは?私たちにできることを紹介
イベント概要
名称 | ぬり絵体験でフラワーロスを知ろう! |
日時 | 2025年10月19日(日)10:30~14:00 |
会場 | 山形県天童市山王1-1 NDソフトスタジアムSDGsブース |
主催 | エマジャパンホールディングス株式会社、モンテディオ山形 |
協力先 | 惺山高等学校 生徒23名 |
内容 | ロスフラワーから抽出した絵の具でぬり絵体験を実施。会場には「山形一丸」の寄せ書きボードも設置され、地域とサポーターの想いを集めたフォトスポットに。 |
会場アクセス
NDソフトスタジアムSDGsブース(山形県天童市山王1-1)
電車 | JR天童南駅より徒歩15分 |
バス | 乗車:JR山形駅前2番乗り場 天童温泉・わくわくらんど行き(長岡経由)降車:東芳賀。東芳賀より徒歩10分 |
自動車 | ・山形自動車道 山形北ICより約15分・東北中央自動車道 天童ICより約15分※スタジアムに併設して、6,000台収容可の無料特設駐車場がございます。 |

モンテディオ山形について
山形県全土をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ加盟クラブです。1984年創設後、1999年にJリーグに加盟。山形の未来を切り開くことを理念に、「夢と楽しみ、新たな価値の創造」「スポーツ復興による魅力ある地域づくり」「健全経営の展開」に努めています。